Users Guide
表記 意味と用途 例
スペー
スバー
アイテムを選択するには、<spacebar> を押しま
す。
<spacebar> を押して、コントローラ管理ビュー
のコントローラ設定を選択、または選択を外し
ます。
仮想ディスクのセットアップ
本項の手順に従って、ディスクグループをセットアップし、仮想ディスクを作成することができます。本項
では、次の各手順が個別に詳細説明されています。
仮想ディスクをセットアップするには、次の手順を実行します。
1.
仮想ディスクを作成し、仮想ディスクのオプションを選択します。
2. ホットスペアを指定します(オプション)。
詳細に関しては、トピック専用ホットスペアの管理を参照してください。
3.
仮想ディスクを初期化します。
メモ: 1 つの物理ディスクグループを使用して複数の仮想ディスクを作成する場合は、すべての仮想
ディスクの RAID レベルを同じにする必要があります。
仮想ディスクを定義する際には、次の仮想ディスクパラメータを設定できます。
– RAID レベル
– ストライプエレメントのサイズ
– 読み取りポリシー
– 書き込みポリシー
– 初期化の種類
– ホットスペアの構成
メモ: SAS ハードドライブで構成された仮想ディスク用のデフォルトのハードドライブキャ
ッシュポリシーは無効化され、SATA ハードドライブで構成された仮想ディスクでは有効化
されます。仮想ディスクパラメータは BIOS 設定ユーティリティ(<Ctrl> <R>)で変更するこ
とはできません。ハードドライブのキャッシュ設定操作には、Dell OpenManage Storage
Management を使用してください。
次の表には、仮想ディスクを定義する際に設定可能なパラメータを示しています。
パラメータ 説明
RAID レベル
RAID レベルとは、仮想ディスクが RAID 0、1、5、6、10、50、または 60 のいずれ
かであることを示します。RAID レベルの選択時には、ディスク数、ディスク容
量、フォールトトレランス、パフォーマンス、および容量の要件を考慮してくだ
さい。詳細については、「RAID レベルの概要」トピックを参照してください。
ストライプエレメン
トのサイズ
ストライプエレメントのサイズ は、RAID 0、1、5、6、10、50、および 60 仮想デ
ィスク内の各物理ディスクに書き込まれるセグメントのサイズを指定します。
ストライプエレメントサイズは、64 KB、128 KB、256 KB、512 KB、または 1024 KB
に設定できます。デフォルト、および推奨ストライプエレメントサイズは 64 KB
です。
主として順次読み取りを行うシステムの場合は、ストライプエレメントのサイズ
が大きいほど読み取りパフォーマンスが向上します。
書き込みポリシー
書き込みポリシーは、コントローラの書き込みポリシーを指定します。書き込み
ポリシーはライトバックまたはライトスルーに設定できます。
ライトバックキャッシュでは、コントローラのキャッシュがトランザクションの
すべてのデータを受信した時に、コントローラがデータ転送完了信号をホストに
送信します。
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