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96 RAID の設定と管理
場合によっては、異種構成をインポートできないことがあります。仮想ディスク
内の物理ディスクがリビルドを行っている場合、物理ディスクの状態は
Rebuild
(リビルド)に設定されます。仮想ディスクについては、
Importable
(インポー
ト可)または
Not Importable
(インポート不可)というテキストが各仮想ディ
スクの横に表示されます。インポートできない仮想ディスクには、仮想ディスク
のターゲット
ID
は表示されません。
82
ページの「異種構成表示画面を使用して異種構成をインポートまたはクリアす
る方法」の項に、異種構成の管理に使用できる手順が記載されています。
メモ : BIOS 設定ユーティリティでは、異種構成のインポート失敗を示すエラー
コードが報告されます。
物理ディスクの管理
LED 点滅の設定
LED
点滅オプションは、仮想ディスクの作成に物理ディスクが使用されている時
に、そのことを示します。
LED
点滅の開始または停止を選択できます。このオプ
ションを開始または停止するには、以下の手順を実行します。
1
<Ctrl><N>
を押して
PD Mgmt
(物理ディスクの管理)画面にアクセスし
ます。
物理ディスクのリストが表示されます。
State
(状態)の見出しの下に各
ディスクのステータスが表示されています。
2
下矢印キーを押して、物理ディスクをハイライト表示します。
3
<F2>
を押して、使用可能なアクションのメニューを表示します。
4
下矢印キーを押して、
LED Blinking
(
LED
点滅)をハイライト表示します。
5
右矢印キーを押して、使用可能なアクションである
Start
(スタート)と
Stop
(停止)を表示します。
6
LED
点滅を開始する場合は
Start
(スタート)を、点滅を停止する場合は
Stop
(停止)を選択します。
グローバルホットスペアの作成
グローバルホットスペアに故障した物理ディスクの強制容量と同等またはそれ以
上の容量があれば、どの冗長アレイに発生した故障物理ディスクに対しても、
グローバルホットスペアを交換用ディスクとして使用できます。
ホットスペアにエンクロージャのアフィニティを持たせるように指定できます。
つまり、分割バックプレーン構成で複数のドライブに障害が発生した場合に、
ホットスペアが装備されている側のバックプレーンに対してそのホットスペアが
最初に使用されます。