Users Guide
84 RAID の設定と管理
メモ : 仮想ディスクのデータ保全性を確保にするために、リビルドの完
了後すぐに整合性チェックを開始してください。データ整合性のチェッ
クの詳細については、
80 ページの「データ整合性のチェック」 を参照し
てください。
2
仮想ディスク内のすべての物理ディスクが取り外され(ただし、取り外しは
同時には行われていない)、再度挿入されている場合、コントローラはディ
スクに異種構成があると見なします。以下の手順を実行します。
a Foreign Configuration View
(異種構成表示)を選択してさま
ざまな異種構成にわたる仮想ディスク全体を表示し、異種構成のイン
ポートを可能にします。
b <F2> を押して、オプションの Import(インポート)または Clear
(クリア)を表示します。
メモ : インポート操作を実行する前に、システム内にすべてのドライブ
が入っている必要があります。
c
異種構成をコントローラ上の既存の構成と結合する場合は
Import
(インポート)を選択し、再度挿入したディスクから異種構成を削除す
る場合は
Clear
(クリア)を選択します。
Import
(インポート)を選択すると、仮想ディスクがオフラインにな
る前に取り外されたすべてのドライブがインポートされたあと、自動的
にリビルドされます。
メモ : 仮想ディスクのデータ保全性を確保にするために、リビルドの完
了後すぐに整合性チェックを開始してください。データ整合性のチェッ
クの詳細については、
80 ページの「データ整合性のチェック」 を参照し
てください。
3
非冗長仮想ディスク内の物理ディスクが取り外されると、コントローラはドラ
イブに異種構成があると見なします。以下の手順を実行します。
a Foreign Configuration View
(異種構成表示)を選択して、異
種構成情報の全体を表示します。
b <F2> を押して、オプションの Import(インポート)または Clear
(クリア)を表示します。
c
異種構成を仮想ディスクにインポートする場合は
Import
(インポート)
を選択し、再度挿入したディスクから異種構成を削除する場合は
Clear
(クリア)を選択します。
インポート操作後は、ドライブのリビルドに使用する冗長データがない
ため、リビルドは行われません。