Users Guide
RAID の設定と管理 83
以下の場合には、
Foreign Configuration View
(異種構成表示)画面を使
用して異種構成を管理できます。
•
構成内のすべての物理ディスクが取り外され、再度挿入されている。
•
構成内の一部の物理ディスクが取り外され、再度挿入されている。
•
仮想ディスク内のすべての物理ディスクが取り外され(ただし、取り外しは
同時には行われなかった)、再度挿入されている。
•
非冗長仮想ディスク内の物理ディスクが取り外されている。
インポートが検討される物理ディスクには以下の制約が適用されます。
•
物理ディスクのドライブの状態は、異種構成がスキャンされる時から実際に
インポートが行われる時までの間に変化する可能性があります。異種構成の
インポートは
Unconfigured Good
(未構成良好)状態のドライブでの
み行われます。
•
故障状態またはオフライン状態のドライブはインポートできません。
•
ファームウェアでは、8
つを超える異種構成のインポートは許可されません。
それぞれの場合に異種構成を管理するには、
Foreign Configuration View
(異種構成表示)画面で以下の手順を実行します。
1
構成内の物理ディスクのすべてまたは一部が取り外され、再度挿入される
と、コントローラはドライブに異種構成があると見なします。以下の手順を
実行します。
a Foreign Configuration View
(異種構成表示
)
を選択して
Foreign Configuration View
(異種構成表示)
画面
に異種構成
情報を表示します。
b <F2> を押して、オプションの Import(インポート)または Clear
(クリア)を表示します。
メモ : インポート操作を実行する前に、システム内にすべてのドライブ
が入っている必要があります。
c
異種構成をコントローラにインポートする場合は
Import
(インポー
ト)を選択し、再度挿入したディスクから異種構成を削除する場合は
Clear
(クリア)を選択します。
Preview Configuration Data
(構成データのプレビュー)ウィン
ドウで、リビルドが必要な物理ディスクのステータスが
Rebuild
(リ
ビルド)と表示されます。
メモ : 異種構成をインポートする際には、関連する仮想ディスクがすで
に存在する、または関連する仮想ディスクも構成と一緒にインポートさ
れるという
2 つの条件で、構成内の専用ホットスペアが専用ホットスペ
アとしてインポートされます。