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RAID の設定と管理 77
仮想ディスクの管理
仮想ディスクの作成
メモ : PERC 6 では、SAS と SATA の物理ディスクを組み合わせた仮想ディスクの
作成をサポートしていません。
仮想ディスクを作成するには、以下の手順を実行します。
1
ホストシステムの起動中に、
BIOS
バナーが表示されたら
<Ctrl><R>
を押
します。
Virtual Disk Management
(仮想ディスクの管理)画面が表示されます。
複数のコントローラがある場合は、メインメニュー画面が表示されます。
コントローラを選択して
<Enter>
を押します。選択したコントローラ用の
Virtual Disk Management
(仮想ディスクの管理)画面が表示されます。
メモ : この手順では、Tree View(ツリービュー)の BIOS 設定ユーティリ
ティ画面について説明します。
2
矢印キーを使って
Controller #
(コントローラ番号)または
Disk
Group #
(ディスクグループ番号)をハイライト表示します。
3
<F2>
を押して、実行可能なアクションを表示します。
4
Create New VD
(仮想ディスク新規作成)を選択し、
<Enter>
を押します。
読み取りポリシー 先読み により、仮想ディスクの 先読み 機能が有効になります。
このパラメータは
先読み 、非先読み 、または 適応 に設定でき
ます。デフォルトは
非先読み です。
先読み
により、コントローラが現在の仮想ディスクに 先読み を
使用するように指定されます。先読み
機能により、コントローラ
は、要求されたデータよりも先に順次読み取りを行い、データが
まもなく必要になると予測して追加データをキャッシュメモリに
格納することができます。
非先読み
では、コントローラが現在の仮想ディスクに先読み を
使用しないように指定されます。
メモ : 非先読み は、ハードドライブのキャッシュアルゴリズム
の効果により、高いパフォーマンスを示します。適応
により、最
新の
2 回のディスクアクセスが連続セクターで発生した場合に、
コントローラが
先読み を使用し始めるように指定されます。
すべての読み取り要求がランダムである場合、アルゴリズムは
非
先読み
に戻ります。ただし、すべての要求について、順次処理が
可能かどうか引き続き評価されます。
表
5-2. 仮想ディスクのパラメータおよび説明 (続き)
パラメータ 説明