Users Guide
用語集 137
適応先読み
直近の
2
回のディスクアクセスが連続セクターで発生した場合に、コントローラ
が
先読み
キャッシングを使用し始めるように指定する読み取りポリシーです。
すべての読み取り要求がランダムである場合、アルゴリズムは
非先読みに戻り
ます。ただし、すべての要求は引き続き順次処理が可能かどうか評価されます。
と
動作環境
動作環境には、物理ディスクが接続されているホストシステム、
I/O
バスやコント
ローラ、ホストのオペレーティングシステム、および仮想ディスクの管理に必要
な追加のソフトウェアが含まれます。ホストベースのアレイの場合は、動作環境に
はメンバーディスク用の
I/O
ドライバソフトウェアが含まれますが、アレイ管理
ソフトウェアは含まれません。アレイ管理ソフトウェアはアレイそのものの一部
と見なされます。
は
排他的論理和(
Exclusive-OR)
ファイルの損傷または物理ディスクの障害の影響を受けたデータの復元に使う
パリティビットの作成に使用されるブール演算。管理ユーティリティは
2
台の物
理ディスクのデータを比較し、パリティビットを作成して、それを
3
台目の物理
ディスクに格納します。この操作は、分散パリティを使用する
RAID 5
など、
パリティビットを使用する
RAID
レベルに使われます。
X-OR
とも呼ばれます。
バックグラウンド初期化
バックグラウンド初期化は、物理ディスク上のメディアエラーを検出するための
自動チェックです。これは、ストライプされるデータセグメントが仮想ディスク
内のすべての物理ディスク上で同じになることを確実にします。バックグラウン
ド初期化と整合性チェックの違いは、バックグラウンド初期化の場合は新しい仮
想ディスクに対して自動的に実行されることです。ディスクの作成後、
5
分以内
に動作が開始されます。
バッテリバックアップユニット(BBU)
AC
電源の完全な停止や短時間の停電が発生した場合に、バックアップ電源を供給
してコントローラ上のキャッシュデータの整合性を保護します。
パーティション
オペレーティングシステムによって認識されている物理ディスクまたは仮想スク
上の連続するストレージセグメントの論理構造。