Users Guide
116 トラブルシューティング
Linux オペレーテング システムのエラー
表
6-8
では、
Linux
オペレーテングシステムに関連する問題が示されています。
表 6-8. Linux オペレーテング システムエラー
エラーメッセージ 推奨される解決策
<Date:Time> <HostName>
kernel: sdb: asking for
cache data failed(
< 日時
> < ホスト名 > カーネル:sdb:
キャッシュデータを要求に失敗
しました。)
<Date:Time> <HostName>
kernel: sdb: assuming
drive cache: write
through(
< 日時 >
<
ホスト名 > カーネル:sdb: ド
ライブキャッシュ前提:ライト
スルー)
このエラーメッセージは、Linux Small
Computer System Interface
(SCSI)中間レイ
ヤが物理ディスクのキャッシュ設定を要求すると
きに表示されます。コントローラのファームウェ
アでは、コントローラごとおよび仮想ディスクご
とに仮想ディスクのキャッシュ設定を管理するた
め、ファームウェアはこのコマンドに反応しま
せん。したがって、
Linux SCSI 中間レイヤは、仮
想ディスクのキャッシュポリシーがライトスルー
であることを前提としています。
SDB は仮想ディ
スク用のデバイスノードです。この値は、それぞ
れの仮想ディスクで異なります。
ライトスルーキャッシュの詳細については、
96 ページの「物理ディスクの管理」を参照してく
ださい。
このメッセージが表示されること以外に、この動
作による影響はありません。仮想ディスクの
キャッシュポリシーと
I/O スループットが、この
メッセージの影響を受けることはありません。
PERC6 SAS RAID システムのキャッシュポリシー
設定は、先だって選択した設定のままとなります。