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114 トラブルシューティング
SMART エラー
表
6-6
では、
Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology
(
SMART
)に関連する問題が示されています。
SMART
はすべてのモーター、
ヘッド、および物理ディスクのエレクトロニクスの内部性能を監視し、予測可能
な物理ディスクの障害を検出します。
メモ : ハードウェアの障害を示す SMART エラーの報告が表示される場所について
は、
Dell OpenManage ストレージ管理のマニュアルを参照してください。
表
6-6. SMART エラー
問題 推奨される解決策
冗長仮想ディスクの物
理ディスクで
SMART
エラーが検出される。
以下の手順を実行します。
1
物理ディスクを強制的にオフラインにします。
メモ : ホットスペアがある場合は、ドライブを強制的にオフラ
インにすると、ホットスペアを使用してリビルドが開始され
ます。
2
同等以上の容量を持つ新しい物理ディスクと交換します。
3
Replace Member
(メンバーの交換)操作を実行します。
Replace Member
(メンバーの交換)操作では、仮想ディ
スクのソース物理ディスクのデータをこの仮想ディスクの一
部ではないターゲット物理ディスクにコピーできます。
Replace Member
(メンバーの交換)機能については、
21
ページの「
SMART
機能の使い方」を参照してください。
非冗長仮想ディスクの
物理ディスクで
SMART
エラーが検出
される。
以下の手順を実行します。
1
データのバックアップを取ります。
2
Replace Member
(メンバーの交換)を使用するか、グ
ローバルホットスペアを設定して、ディスクを自動的に交換
します。
Replace Member
(メンバーの交換)機能については、
98
ページの「オンラインの物理ディスクの交換」を参照して
ください。
3
対象の物理ディスクを同等以上の容量を持つ新しい物理ディ
スクと交換します。
4
バックアップから復元します。