Users Guide
トラブルシューティング 87
Driver does not
auto- build into
new kernel after
customer updates.
(ユーザーがアップ
デートを行った
後でドライバが新しい
カーネル内にオートビ
ルドされることはあ
りません。)
このエラーは
DKMS
の一般的な問題であり、
DKMS
が有効に設定されたすべて
のドライバパッケージに適用されます。
この問題は、次の手順を実行すると発生
します。
1
DKMS
が有効に設定されたドライバパッケージをインストールします。
2
up2date
または類似するツールを実行して、カーネルを最新バージョンに
アップグレードします。
3
新しいカーネルから再起動します。
新しいカーネル内で実行されているドライバは、新しいカーネル内のネイ
ティブドライバです。
新しいカーネルに一度インストールしたドライバパッ
ケージは、新しいカーネル内で有効になりません。
ドライバを新しいカーネル内にオートビルドするには、次の手順を実行します。
1
次のように入力します。
dkms build -m < モジュール名 > -v < モジュールのバージョン > -k
< カーネルのバージョン >
2
次のように入力します。
dkms install -m <モジュール名> -v <モジュールのバージョン> -k
< カーネルのバージョン >
3
新しいカーネルにドライバが正しくインストールされているかどうかを
チェックするには、次のように入力します。
DKMS
次の詳細が表示されます。
< ドライバ名 >, < ドライバのバージョン >, < 新しいカーネルのバ
ージョン >: installed
smartd[smartd[2338]
Device: /dev/sda,
Bad IEC (SMART) mode
page, err=-5, skip
device
smartd[2338] Unable
to register SCSI
device /dev/sda
at line 1 of file
/etc/smartd.conf
これらのエラーメッセージは、ユーザーアプリケーションから直接来るサポー
トされていないコマンドが原因で発生します。
これは、ユーザーアプリケーシ
ョンが
CDB
(
Command Descriptor Block
)を
RAID
ボリュームにダイレクトし
ようとする際に発生する既知の問題です。
このエラーメッセージはユーザーに
何ら影響を与えず、このエラーによって機能上の問題が発生することもあり
ません。
Mode Sense/Select
コマンドは
PERC 5
のファームウェアによってサポート
されています。
ただし、
Linux
のカーネル
daemon
はドライバ
IOCTL
ノードで
はなく仮想ディスクに対してコマンドを発行します。
この動作はサポートされ
ていません。
表 6-6 Linux OS のエラー (続き)
エラーメッセージ 推奨されるソリューション
Chapter6_Troubleshooting.fm Page 87 Friday, February 16, 2007 10:56 AM










