Users Guide
64 RAID 構成と RAID 管理
仮想ディスクの作成
メモ: PERC 5 では、SAS と SATA の物理ディスクを組み合わせた仮想ディスクの作成をサポートして
いません。
仮想ディスクを作成するには、以下の手順を実行します。
1
ホストシステムの起動中に、
BIOS
バナーが表示されたら
<Ctrl><R>
を押します。
Virtual Disk Management
(仮想ディスクの管理)画面が表示されます。
メモ: この手順では、Tree View(ツリービュー)の BIOS 設定ユーティリティ画面について説明
します。
2
Controller #
(コントローラ番号)をハイライト表示します。
3
<F2>
を押して、実行可能な操作(仮想ディスクの新規作成、設定のリセット、異種構成のイ
ンポートまたは消去)を表示します。
4
Create New VD
(仮想ディスク新規作成)を選択し、
<Enter>
を押します。
Create New VD
(仮想ディスクの新規作成)画面が表示されます。
カーソルは
RAID Levels
(
RAID
レベル)オプションの上にあります。
5
<Enter>
を押して
RAID
レベルを表示します。
6
下矢印キーを押して
RAID
レベルを選択し、
<Enter>
を押します。
7
<Tab>
を押してカーソルを物理ディスクの一覧に移動します。
8
下矢印キーを押して物理ディスクをハイライト表示し、スペースバーを押してそのディスクを
選択します。
9
必要に応じて、追加のディスクを選択します。
10
<Tab>
を押してカーソルを
Basic Settings
(基本設定)ボックスに移動し、仮想ディスクの
サイズと名前を設定します。
仮想ディスクのサイズはメガバイト(
MB
)で表示されます。
メモ: RAID レベル 0、1、および 5 の場合のみ、使用可能なディスク領域の一部を使って 1 つの
仮想ディスクを作成し、残りのディスク領域に別の仮想ディスクを作成することができます。
11
<Tab>
を押してカーソルを
Advanced Settings
(詳細設定)に移動します。
12
設定を変更するには、スペースバーを押して設定を有効にします。
Advanced Settings
(詳細設定)の横に「
X
」が表示されます。
設定項目は、ストライプエレ
メントのサイズと読み出しポリシーです。
キャッシュポリシーを強制的にライトバックにする、
仮想ディスクを初期化する、専用ホットスペアを設定するなどの詳細オプションを選択するこ
とも可能です。
ウィンドウが表示されたときは、これらの設定のデフォルトパラメータが表示されています。
デフォルトをそのまま使用するか、または変更することができます。
仮想ディスクのパラメー
タの詳細については、
62
ページの「仮想ディスクのパラメータおよび説明」を参照してくだ
さい。










