Users Guide
62 RAID 構成と RAID 管理
仮想ディスクのセットアップ
本項では、ディスクグループをセットアップし、仮想ディスクを作成する手順について説明します。
ここでは、以下の各手順を個別に詳しく解説します。
1
仮想ディスクを作成し、仮想ディスクのオプションを選択します。
2
ホットスペアを指定します(オプション)。
詳細については、
69
ページの「専用ホットスペアの管理」を参照してください。
  メモ: 
ディスクグループ内の最後の仮想ディスクを削除すると、ディスクグループが削除されます。
3
仮想ディスクを初期化します。
  メモ: 1 つの物理ディスクグループを使用して複数の物理ディスクを作成する場合は、すべての
仮想ディスクの RAID レベルを同じにしてください。 
仮想ディスクを定義する際には、表
5-6 
に記載されている仮想ディスクのパラメータを設定できます。
•
ストライプエレメントのサイズ
•
書き込みポリシー
•
読み出しポリシー
表 5-6 仮想ディスクのパラメータおよび説明
パラメータ 説明
Stripe Element Size
(ストライプエレ
メントのサイズ)
Stripe Element Size
(ストライプエレメントのサイズ)により、
RAID 0
、
5
、
10
、または
50 
の仮想ディスク内の各物理ディスクに書き込まれるセグメントのサイズが指定
されます。
ストライプエレメントのサイズは、
8 KB
、
16 KB
、
32 KB
、
64 KB
、または
128 KB
に設定できます。
デフォルトおよび推奨されるストライプエレメントのサ
イズは
128 KB
です。
ほとんど順次読み取りばかりを行うシステムの場合は特に、ストライプエレメントの
サイズが大きいと、読み取りパフォーマンスが向上します。
ただし、お使いのシステム
が小さなファイルサイズのランダムな読み取り要求を実行することがわかっている場
合には、ストライプエレメントのサイズに小さな値を選択してください。










