Users Guide
ドライバのインストール 49
DUD(Driver Update Diskette)の作成に必要なファイルとディレクトリ
DUD
を作成する前に、次のファイルが必要です。
メモ: これらのファイルは megaraid_sas ドライバパッケージによってインストールされます。 この時
点ではユーザーは何もする必要がありません。
1
ディレクトリ
/usr/src/megaraid_sas-<
ドライバのバージョン
>
には、ドライバのソース
コード
dkms.conf
、およびドライバの仕様ファイルが含まれています。
2
このディレクトリのサブディレクトリ
redhat_driver_disk
には、
DUD
の作成に必要なファ
イルが含まれています。
必要なファイルは、
disk_info
、
modinfo
、
modules.dep
、および
pcitable
です。
DUD の作成手順
DKMS
ツールを使用して
DUD
を作成するには、次の手順を実行します。
1
SUSE Linux
を実行しているシステムで、
DKMS
が有効に設定された
megaraid_sas
ドライバの
rpm
パッケージをインストールします。
2
任意のディレクトリで次のコマンドを入力します。
dkms mkdriverdisk -d redhat -m megaraid_sas -v < ドライバのバージョン >
-k < カーネルのバージョン >
これで、
megaraid_sas DUD
イメージの作成プロセスが開始します。
3
複数のカーネルバージョンの
DUD
イメージを作成する場合は、次のコマンドを使用します。
dkms mkdriverdisk -d redhat -m megaraid_sas -v < ドライバのバージョン >
-k < カーネルのバージョン _1>, < カーネルのバージョン _2>, ...
4
作成した
DUD
イメージは、
megaraid_sas
ドライバの
DKMS
ツリー内に表示されます。
メモ: DKMS パッケージは、Red Hat Enterprise Linux と SUSE Linux Enterprise Server の両方をサポ
ートします。
ドライバアップデートディスケットを使用した SUSE Linux Enterprise Server
のインストール
メモ: ドライバディスケットの作成方法については、41 ページの「ドライバディスケットの作成」
を参照してください。
DUD
を使用して
SUSE Linux Enterprise Server
(バージョン
9
または
10
)をインストールするには、
以下の手順を実行します。
ドライバディスケットの作成方法については、
41
ページの「ドライバ
ディスケットの作成」を参照してください。
1
システムに適切な『
SUSE Linux Enterprise Server
(バージョン
9
または
10
)
Service Pack
(
SP
)
CD
』をセットします。
2
メニューオプションから
Installation
(インストール)を選択します。










