Users Guide
PERC 5 の機能 23
Forced Write-Back With No Battery(バッテリーがない場合にライトバックを強制)
が用いられる状況
ユーザーが
Force WB with no battery
(バッテリーがない場合にライトバックを強制)を選択す
ると、ライトバックモードが利用できます。
 Forced Write-Back
(ライトバックを強制)モードを選
択すると、バッテリーが取り付けられていて良好(正常)であるか、または学習サイクルが実行中
であっても、仮想ディスクはライトバックモードになります。
デルでは、不意の停電が発生しても
データが失われないように、ライトバックを強制するモードの使用中は電源バックアップシステム
を使うことをお勧めします。
学習サイクルの所要時間
学習サイクルの所要時間は、バッテリーの充電容量と、使用されている放電
 / 
充電電流によって左
右されます。
 PERC 5 
の場合、学習サイクルの予想所要時間は約
 7 
時間で、次の部分で構成されて
います。
•
学習サイクルの放電サイクル:約
 3 
時間
•
学習サイクルの充電サイクル:約
 4 
時間
バッテリーが古くなって容量が低下すると、学習サイクルは短くなります。
  メモ: 詳細については、ストレージ管理アプリケーションを参照してください。
学習サイクルの放電段階では、
PERC 5 
のバッテリーチャージャーは無効になっています。
この段
階では、バッテリー電圧はバッテリーのガスゲージを使用する
 SMBus
(スマートバッテリーバス)
で監視されます。
バッテリーが放電容量のしきい値(
DCT
)に達すると、ダミーロードが無効に
なり、バッテリーチャージャーが再び有効になります。
この時点で、バッテリーチャージャーは
バッテリーが高速充電トリガ電圧(
FCTV
)を下回っていることを検出し、バッテリーの高速充電
を開始します。
バッテリーの高速充電が完了すると、学習サイクルも完了します。
RAID 設定情報
PERC 5 
コントローラの構成の特性を
表
2-2 
にまとめます。
表 2-2 RAID 構成の特性
仕様 PERC 5/E アダプタ PERC 5/i アダプタおよび 5/i Integrated
サポートされている
仮想ディスクの数
各コントローラに
 64 
まで 各コントローラに
 64 
まで
メモ: コントローラ上の物理ディスク
の数は、カードが接続されているバッ
クプレーンによって制限されます。
オンライン
 RAID 
レベルの移行
○○










