Users Guide
22 PERC 5 の機能
ライトバックとライトスルー
ライトスルーキャッシングでは、ディスクサブシステムがトランザクションの全データを受信した
時に、コントローラがデータ転送完了信号をホストシステムに送信します。
コントローラは次に、
システムの動作レベルが低下した時に、または書き込みバッファが容量の限界に近づいた時に、
キャッシュデータをストレージデバイスに書き込みます。
ライトバックキャッシュでは、コントローラのキャッシュがトランザクションですべてのデータを
受信した時に、コントローラがデータ転送完了信号をホストに送信します。
キャッシュデータはス
トレージデバイスに書き込まれません。
ライトバックキャッシュを使用する際のリスクは、ストレージデバイスにキャッシュデータが書き
込まれる前に電源に障害が発生すると、キャッシュデータが失われるおそれがあることです。
選択
した
PERC 5
コントローラに
BBU
を使用すれば、このリスクを取り除くことができます。
どのコン
トローラが
BBU
をサポートしているかについては、表
2-1
を参照してください。
ライトバックキャッシュには、ライトスルーキャッシュよりもパフォーマンスで優れた点があ
ります。
メモ: キャッシュ設定のデフォルトはライトバックキャッシュです。
メモ: 一部のデータパターンや構成では、ライトスルーキャッシュポリシーを使用した場合の方が優
れたパフォーマンスを示すことがあります。
ファームウェアによるキャッシュの管理
ファームウェアは、バッテリーの状態に基づいてキャッシュを管理します。
Learn Cycle
(学習サ
イクル)は、バッテリーの状態を判定するためにコントローラが定期的に(およそ
3
か月に
1
度)
行うバッテリーの調整作業です。
ライトバックが用いられる状況
ライトバックキャッシュは、バッテリーが取り付けられていて良好であるすべての状況で使用さ
れます。
ライトスルーが用いられる状況
ライトスルーキャッシュは、バッテリーがないか、またはチャージが低下しているすべての状況で
使用されます。
チャージが低下している状態とは、停電の場合にバッテリーが少なくとも
24
時間
データを維持することができない状況を指します。










