Owners Manual
Table Of Contents
- Dell EMC PowerEdge MX840c 設置およびサービス マニュアル
- 本書について
- Dell EMC PowerEdge MX840cの概要
- システムの初期セットアップと構成
- スレッド コンポーネントの取り付けと取り外し
- ジャンパとコネクタ
- システム診断とインジケータ コード
- 困ったときは
- マニュアルリソース
図 87. システムバッテリーの取り付け
次の手順
1. PEM を取り付けます。
2. 「スレッド内部の作業を終えた後に」の項に記載された手順に従います。
3. 起動中に F2 を押して[[システム セットアップ]]を起動し、バッテリが正常に動作していることを確認します。
4. [[システム セットアップ]]の[[時刻]]および[[日付]]フィールドに正しい時刻と日付を入力します。
5. [[システム セットアップ]]を終了します。
システム基板
システム基板(「マザーボード」とも呼ばれる)は、システムの異なるコンポーネントまたは周辺機器の接続に使用するさまざま
なコネクタがある、メインのプリント回路基板です。システム基盤は、システムのコンポーネントと電気接続しており、通信を行
います。
システム基板の取り外し
前提条件
注意: 暗号化キーと共に TPM(Trusted Platform Module)を使用している場合は、プログラムまたはシステムのセットアッ
プ中にリカバリ キーの作成を求められることがあります。このリカバリキーを作成して安全な場所に保管するようにしてく
ださい。このシステム基板を交換すると、ドライブ上の暗号化データにアクセスするためには、スレッドまたはプログラムを
再起動する時に、リカバリ キーを入力する必要があります。
注意: システム基板または iDRAC カードのいずれかに障害が発生した場合は、システム基板と iDRAC カードを同時に交換す
る必要があります。
メモ: システム基板を交換した後は、ライセンスを再度有効にする必要があります。
注意: プロセッサーまたはシステム基板を交換した後、システムの電源投入時の最初のインスタンス中に CMOS バッテリ損失
や CMOS チェックサム エラーが表示されることがありますが、これは想定内の動作です。この問題を修正するには、セット
アップ オプションを開き、システム設定を行います。
注意: システム基板から TPM プラグインモジュールを取り外さないようにしてください。TPM プラグインモジュールは取り
付け後、その特定のシステム基板に暗号バインドされます。取り付け済みの TPM プラグ イン モジュールを取り外すと、暗号
バインドが壊れて、再度取り付けることも別のシステム基板に取り付けることもできなくなります。
1. 「安全にお使いいただくために」の項に記載された安全ガイドラインに従ってください。
2. 「スレッド内部の作業を始める前に」の項に記載された手順に従ってください。
3. 以下を取り外します。
a. PEM のエアフローカバー
b. PEM
c. システム基板のエアフローカバー
d. ヒートシンク プロセッサー モジュール
e. プロセッサーのダミー(取り付けられている場合)
注意: 不具合のあるシステム基板を交換する際には、プロセッサー ソケットへの損傷を防ぐため、必ずプロセッサー ソ
ケットにプロセッサー ダスト カバーを被せてください。
f. IDSDM モジュールまたは M.2 BOSS モジュール
g. 内蔵 USB メモリ キー(該当する場合)
スレッド コンポーネントの取り付けと取り外し 93