Owners Manual
表 12. 粒子状汚染物質の仕様 (続き)
粒子汚染 仕様
メモ: この条件はデータセンター環境にのみ該当します。空気清浄要
件は、事務所や工場現場などのデータセンター外での使用のために設
計された IT 装置には適用されません。
メモ: データセンターに吸入される空気は、MERV11 または MERV13
フィルタで濾過する必要があります。
伝導性ダスト 空気中に伝導性ダスト、亜鉛ウィスカ、またはその他伝導性粒子が存在
しないようにする必要があります。
メモ: この条件は、データセンター環境と非データセンター環境に適
用されます。
腐食性ダスト
● 空気中に腐食性ダストが存在しないようにする必要があります。
● 空気中の残留ダストは、潮解点が相対湿度 60% 未満である必要があ
ります。
メモ: この条件は、データセンター環境と非データセンター環境に適
用されます。
表 13. ガス状汚染物質の仕様
ガス状汚染物 仕様
銅クーポン腐食度 クラス G1(ANSI/ISA71.04-1985 の定義による)に準じ、ひと月あたり
300 Å 未満。
銀クーポン腐食度 AHSRAE TC9.9 の定義に準じ、ひと月あたり 200 Å 未満。
メモ: 50% 以下の相対湿度で測定された最大腐食汚染レベル
標準動作温度
表 14. 動作時の標準温度の仕様
標準動作温度 仕様
継続動作(高度 950 m(3117 フィート)未満) 10~35 °C(50~95 °F)、装置への直射日光なし。
相対湿度範囲 最大露点 29°C(84.2°F)で 10~80% の相対湿度。
動作時の拡張温度
表 15. 動作時の拡張温度の仕様
動作時の拡張温度 仕様
継続動作 相対湿度 5%~85%、露点温度 29°C で、5°C~40°C
メモ: 標準動作温度(10°C~35°C)の範囲外では、下限 5°C、上限
は 40°C までで、システムの継続動作が可能です。
温度が 35°C~40°C の場合、950 m を超える場所では 175 m 上昇するご
とに最大許容乾球温度を 1°C 下げます(319 フィートごとに 1°F)。
年間動作時間の 1%以下 相対湿度 5%~90%、露点温度 29°C で、–5°C~45°C
メモ: 標準動作温度範囲(10°C~35°C)外で使用する場合は、下限
は-5°C、上限は 45°C までで、年間動作時間の最大 1%にわたって動
作することができます。
技術仕様 15