Owner's Manual

トラブルシューティング 59
すべてのノードで IPv6 を無効にするには、以下の手順を実行します。
1
Oracle11g R2 Grid Infrastructure をインストールする前に、デバイ
スマネージャから
Microsoft フェイルオーバークラスタアダプタお
よびすべてのトンネルアダプタを無効にします（
View （表示） →
Show hidden devices
（非表示のデバイスの表示））。
2 regedit を開き、レジストリをバックアップします。
3 HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\
Tcpip6\Parameters\
に移動します。
4 DisabledComponents をダブルクリックして修正します。
5 DisabledComponents エントリがない場合は、 Edit （編集）メ
ニューを開いて作成します。
6 New （新規） → DWORD (32-bit) Value （ DWORD （ 32 ビット）
の値）の順に選択し、
DisabledComponents と入力し、 <Enter>
を押します。
7 DWORD に 0xffffffff という値を追加します。
これで、
IPv6 ループバックインタフェースを除き、すべての IPv6 コ
ンポーネントが無効になります。
クラスタ検証ユーティリティ（Cluvfy）が失敗して
Error: PRVF-6020 が表示される
iSCSI ストレージ接続に使用されているイーサネットインタフェース用
にジャンボフレームを有効にし、パブリックおよびプライベートネット
ワークインタフェースとは異なる MTU（最大転送単位）値に設定して
から Cluvfy を実行すると、ノード接続の前提条件チェックが失敗し、
次のエラーメッセージが表示されます。
Different MTU values used across network interfaces in
subnet address.（各ネットワークインタフェースにサブネットアド
レスで異なる MTU 値が使用されています。）
PRVF-6020 エラーメッセージを無視してインストールを続行してくだ
さい。