Owner's Manual
56 トラブルシューティング
Oracle アラートファイル内にインタフェースタイプ不明の警告が
表示される
この問題は、パブリックインタフェースがクラスタ通信(プライベート
インタフェース)に設定されている場合に発生します。これはシステム
パフォーマンスの低下につながります。
この問題を解決するには、1 つのノードで以下の手順を実行して、クラ
スタ通信にプライベートインタフェースの使用を強制します。
1
Administrator
としてログインします。
2
コマンドプロンプトで
sqlplus "/ as sysdba"
と入力します。
SQL>
プロンプトが表示されます。
3
以下の行を入力します。
alter system set cluster_interconnects=<private
IP address node1>’ scope=spfile sid=’<SID1>’
alter system set cluster_interconnects =
’<private IP address node2>’ scope=spfile sid=
’<SID2>’
4
各クラスタノードに対して、手順
3
を繰り返します。
5
次のコマンドを入力して、すべてのノードでデータベースを再起動
します。
srvctl stop database –d <dbname>
srvctl start database –d <dbname>
6
%System drive%:\app\Administrator\diag\rdbms\<DB
名
>\
<SID>\trace\alert_<SID>.log
ファイルを開き、プライベート
IP
ア
ドレスがすべてのインスタンスに使用されていることを確認し
ます。