Owner's Manual
ネットワークの設定 247
5
クラスタノードがパブリックおよびプライベートネットワークと通
信できることを確認します。
a
ノード
1
で、コマンドプロンプトウィンドウを開きます。
b
コマンドプロンプトで、次のコマンドを入力します。
ping <public_host_name>
ping <private_host_name>
<
パブリックホスト名
>
と
<
プライベートホスト名
>
は、もう
1
つのノードにおけるパブリックおよびプライベートネットワーク
アダプタのホスト名です。
ノードのネットワークアダプタが
ping
コマンドに反応しない場
合は、ネットワーク設定を確認し、この手順を繰り返します。
メモ: Windows Server 2008 R2 SP1 では、Windows ファイアウォール
がデフォルトでオンに設定されており、そのために静的 IP で ping コ
マンドが失敗します。他のノードへの ping を可能にするには、
Windows ファイアウォールを無効にしてください。
メモ: 仮想インターネットプロトコル(VIP)の設定は後で行われ
ます。この時点では ping コマンドによる確認ができません。
c
手順
a
~
手順
b
を残りのノードで繰り返します。
IP アドレスと名前を解決するための要件
GNS を使用するクラスタの場合
Oracle Global Naming Server
(
GNS
)を使用して
Oracle 11g R2 Remote
Access Control
をセットアップするには、以下の要件を満たしている必要
があります。
•
各ノードで少なくとも
2
つのインタフェース(プライベート
IP
アド
レス用とパブリック
IP
アドレス用)が設定されていること。
•
GNS
の仮想
IP
アドレスのアドレス解決のために、ネットワーク内で
ドメインネームサーバー(
DNS
)が実行されていること。
•
サブドメインの
DNS
解決をクラスタにダイレクトするための
DNS
参
照を確立する
DNS
エントリがあること。










