Getting Started Guide

198 Oracle インストールへの各ノードの準備
6
ネットワークの設定をテストするには、クラスタに属していない
LAN
のクライアントから各パブリック
IP
アドレスに対して
ping
実行します。
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各ノードに接続して、パブリックネットワークが機能していること
を確認します。
ssh <ÉpÉuÉäÉbÉN IP>
と入力して、セキュア
シェル(
ssh
)コマンドが機能していることを確認します。
プライベートネットワーク
メモ: プライベートネットワーク用の 2 個の NIC ポートは、それぞれ別々
PCI バス上に置かれている必要があります。
Oracle 11gR211.2.0.2)のグリッドインフラストラクチャは、冗長相
互接続(RI)という名の新たに導入された機能を使用して、IP フェイル
オーバーをネイティブでサポートしています。Oracle
ora.cluster_interconnect.haip リソースを使用して、Oracle RAC
Oracle ASM、およびその他の関連サービスと通信します。高可用性 IP
HAIP)には、最大 4 つのプライベート相互接続をアクティブにする能
力があります。これらのプライベートネットワークアダプタは、Oracle
Grid の初期インストール処理中に、またはインストール処理後に、
oifcfg ユーティリティを使用して設定することができます。
Oracle Grid は現在、HAIP 用の 169.254.*.* サブネットを使用して、
プライベートネットワークアダプタ上にエイリアス IP(別名「仮想プ
ライベート IP)を作成します。サブネット範囲がすでに使用中の場
合、Oracle Grid は使用を試みません。HAIP の目的は、アクティブな相
互接続インタフェースすべての間で負荷分散を行い、既存のプライベー
トアダプタの 1 つが反応しなくなった場合に、利用可能な他のインタ
フェースにフェイルオーバーすることです。
メモ: Oracle Grid のインストール後に HAIP アドレス(最大 4 つ)を追加
する際には、Oracle Grid 環境を再起動して新しい HAIP アドレスをアクティ
ブにします。