Quick Start Manual

インストールと設定 131
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アップデートしたカーネルを起動した後で、次のスクリプトを実行
して
Oracle asm RPM
をインストールします。
$> ./20-install-oracle-rpms.sh
メモ: このスクリプトによって Oracle asm RPM がインストールされ
ます。お使いのシステムにインストールされている OS OEL の場
合は、このスクリプトによって ULN チャネルから oracle asm RPM
ダウンロードされ、インストールされます。お使いのシステムにイ
ンストールされている OS RHEL の場合は、このスクリプトによっ
/dell-oracle-deployment/rpms ディレクトリから oracle asm RPM がイ
ンストールされます。
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次のスクリプトを実行して、
Oracle Grid
とデータベースのインス
トールディレクトリの所有権と権限をセットアップします。
$> ./oracle-crs-base-permissions.sh
メモ Oracle Grid とデータベースバイナリソフトウェア用に 1 つ別の
OS パーティションを使うことをお勧めします。推奨される OS パー
ティションとそのサイズについては、表 3-1 を参照してください。
Oracle Grid とデータベースバイナリが同じルートディレクトリの下に
インストールされていることを確認してください。たとえば、/opt
たは /u01 です。
メモ: 以下に指定するパスに対してディレクトリを作成する権限が
あることを確認してください。ディレクトリが存在しない場合は、
スクリプトが作成を試みるからです。
a
"
Enter Oracle Grid installation base
path/partition [/opt/app/grid]:
"
というプロンプ
トで、
Oracle Grid
ソフトウェアをインストールするディレクト
リパスを入力します。
メモ: パスを入力せずに Enter キーを押すと、Grid をインストールす
るベースディレクトリとしてデフォルトパスの "/opt/app/grid" が設定
されます。
b
"
Enter Oracle Grid Home path
[/opt/app/11.2.0/grid]:
"
というプロンプトで、
Grid
ホームに使用されるディレクトリパスを入力します。
メモ: パスを入力せずに Enter キーを押すと、デフォルトパスの
"/opt/app/11.2.0/grid" Grid ホームのディレクトリとして設定されます。