Quick Start Manual
128 インストールと設定
Red Hat Network または Unbreakable Linux
Network を使用したシステムパッケージの
アップデート
Red Hat と Oracle では、ソフトウェアのアップデート版を定期的にリ
リースして、バグの修正、セキュリティ問題への対応や、新しい機能の
追加を行っています。ユーザーは Red Hat Network(RHN)サービス
または Unbreakable Linux Network(ULN)を使用してアップデート
版をダウンロードできます。システムソフトウェアを最新バージョン
に更新する前に、Dell|Oracle Tested and Validated Configurations
(デルと Oracle で検証済みの構成)ウェブサイト dell.com/oracle を
参照して、サポートされる最新の設定を確認してください。
Oracle データベースをインストールするため
の OS の設定
Dell | Oracle Deployment Automation Scripts について
Dell|Oracle Deployment Automation Scripts は tar ファイルとして
パッケージになっており、Dell|Oracle Tested and Validated
Configurations(Dell|Oracle で検証済みの構成)ウェブサイト
www.dell.com/oracle からダウンロードできます。この tar フ
ァイルには、Automated Scripts、Dell|Oracle Setup RPM、
Dell PowerEdge™ システムコンポーネントドライバ RPM、および
Oracle RPM が含まれています。
Dell|Oracle Deployment Automation Scripts を使用すると、Oracle 環
境を自動的に簡単にセットアップできます。
Automated Scripts は、デルと Oracle が推奨する以下の設定を実行す
るように設計されています。
•
Grid Infrastructure
、
Oracle Software Owner
とグループの作成。
•
必要なディレクトリの作成、およびその所有権と権限の設定。
•
カーネルパラメータの設定(
/etc/sysctl.conf
)。
•
カーネルモジュールパラメータの設定(
/etc/modprobe.conf
)。
•
Grid Infrastructure
、
Oracle Software Owner
の制限の設定
(
/etc/security/limits.conf
ファイル)。