Owner's Manual
Oracle 11g R2 Database RAC のインストール 175
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次のコマンドを実行してサーバープールを追加します。
[grid@node1 bin]$./srvctl add srvpool -g fournodes
-l 2 -u 4 -i 2 -n node1, node2, node3, node4
-g
はサーバープール名、
-l
は最少ノード数、
-u
は最多ノード
数、
-
i
はサーバープールに与える重要度、
-n
はサーバープールを
構成するノードの名前です。この例では、サーバープール名は
fournodes
、最多ノード数は
four
(
4
)、最少ノード数は
two
(
2
)、
サーバープールの相対的優先度は
two
(
2
)、プール内のノードの
名前は
node 1
、
node 2
、
node 3
、
node 4
です。
4
次のコマンドを実行してサーバープールの構成を確認します。
[grid@node1 bin]$./srvctl config srvpool
ASM ディスクグループの作成
本項では、データベースファイルとフラッシュリカバリ領域(FRA)
用の ASM ディスクグループを作成する手順を説明します。
ASM ディスクグループの作成は、以下の手順で行います。
1 Grid
ユーザーとしてログインします。
2
asmca
ユーティリティを起動します。
$<GRID HOME>/bin/asmca
3
ASM Configuration Assistant
ウィンドウで、
Disk Groups
(ディスクグループ)タブを選択します。
4
Create
(作成)をクリックします。
5
Disk Group Name
(ディスクグループ名)に
databaseDG
と入
力します。
6
冗長性レベルを
External redundancy
(外部冗長性)に設定し
ます。
7
メンバーディスクを選択します。
ORCL:ASM1
を選択します。
ASM1
はデータベースファイルの格納に使用するディスクデバイ
スです。