Owner's Manual
350 ホストのデータベースストレ ージ(記憶域)の設定
Linux システム用のディスクパーティション
の調整
注意: Linux を使用しているシステムでは、データを LUN/ 仮想ディスクに
書き込む前にパーティションテーブルを揃えます。パーティションマップ
が書き換えられ、LUN/ 仮想ディスク上のすべてのデータが破棄されます。
例:fdisk ユーティリティの引数
次の例では、
fdisk
ユーティリティの引数を示します。この例では、
LUN
が
/dev/emcpowera
にマップされ、
LUN
ストライプエレメントのサイ
ズは
128
ブロックです。
メモ: この例では、ディスク /dev/emcpowera にはプライマリパ
ーティション /dev/emcpowera1 がすでに存在しています。
PowerVault MD3000/MD3000i または EqualLogic ストレージアレイの
場合、パーティションは /dev/sdb1 上に作成されます。
fdisk /dev/emcpowera
メモ: 以下の手順を実行する前に、/dev/emcpowera 上にパーティションを
作成します。
x # expert mode(エキスパートモード)
b # adjust starting block number(開始ブロック番号を調整)
1 # choose partition 1(パーティション 1 を選択)
128 # set it to 128(128 に設定(128 は Dell/EMC CX シリーズ
のファイバーチャネルストレージ上のストライプエレメントのデフォル
トサイズ))
w # write the new partition(新しいパーティションの書き
込み)
スナップショット、クローン、または MirrorView イメージを持つ LUN
には、LUN 配置オフセット方式よりも fdisk 方式を使用することをお
勧めします。ソースとターゲットの SAN コピーを作成することもお勧
めします。