Owner's Manual
Oracle RAC DB 用のネットワークおよびストレージ(記憶域)の設定 253
表 6-4 はボリューム構成の一例を示したものです。PS5000XV アレイ内
にボリュームを作成し、すべてのホスト iSCSI ネットワークインタ
フェースがボリュームにアクセスできるようにアクセスリストを作成し
ます。
iSCSI ネットワークの設定
デルでは、最適なパフォーマンスが得られるように、iSCSI トラフィッ
ク用のホストネットワークインタフェースがフロー制御とジャンボフ
レームを使用するように設定することをお勧めします。
フロー制御とジャンボフレームを設定するには、以下の手順を実行し
ます。
1
スタート
→
設定
→
ネットワーク接続
の順にクリックします。
2
iSCSI
ネットワークインタフェースをハイライト表示し、
Properties
(プロパティ)を右クリックします。
3
Configure
(設定)をクリックします。
4
Advanced
(詳細)をクリックします。
表 6-4. Oracle RAC 設定用のボリューム
ボリューム 最小サイズ
RAID
パーティシ
ョンの数
使用目的 OS マッピング
第
1
領域ボ
リューム
3 GB 10
1
つの拡張
パーティショ
ンに
2
つの論
理ドライブ
-
投票ディスク
に
250 MB
、
OCR
に
300 MB
投票ディ
スクおよ
び
Oracle
Cluster
Registry
(
OCR
)
1
つの拡張
パーティショ
ンに
2
つの論
理ドライブ:
投票ディ
スク
x 1
、
OCR x 1
第
2
領域ボ
リューム
データベース
よりも大きい
こと
10 1
データ
ASM
ディスク
グループ
DATABASEDG
第
3
領域ボ
リューム
第
2
領域ボ
リュームのサ
イズの
2
倍
以上
51
フラッ
シュリカ
バリ領域
ASM
ディスク
グループ
FLASHBACK
DG