Owner's Manual
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Oracle Clusterware 用のディスクの準備
本項では、以下のディスク用に論理ドライブを作成するための情報を提供し
ます。
•
Oracle Cluster Registry
(
OCR
)ディスク
—
クラスタ設定情報が格納さ
れています。
•
投票ディスク(
Voting Disk
)
— 1
つまたは複数のノードでプライベー
トネットワークまたは接続ストレージが使用できない場合に、クラスタ
ノード間にアービトレーションを提供します。
•
データディスクとバックアップディスク
—
データベースを作成し
(データディスク)、バックアップとログデータを保存する(バックアッ
プディスク)ためのストレージ領域を提供します。
本書で説明されているクラスタ設定を行う際に、共有ストレージ上にパー
ティションを作成します。パーティションの作成時には、接続されているス
トレージシステム内に作成された
LUN
または論理ディスクをクラスタノード
が検出できることを確認します。
Oracle Clusterware
用のディスクを準備するには、
OCR
ディスク、投票ディ
スク、データディスク、およびフラッシュリカバリ領域ディスクを確認し
ます。適切なディスクが確認できたら、ノード
1
で以下の手順を実行します。
共有ディスクの自動マウントオプションの有効化
1
ノード
1
で
スタート
をクリックし、ファイル名を指定して実行
を選択
します。
2
ファイル名を指定して実行
フィールドに
cmd
と入力し、
OK
をクリッ
クします。
3
コマンドプロンプトで、
diskpart
と入力し、
<
Enter
>
を押します。
4
DISKPART
コマンドプロンプトで
automount enable
と入力し、
<Enter>
を押します。
次のメッセージが表示されます。
Automatic mounting of new volumes enabled.
(新しいボリュームの自動マウントが有効になりました。)
5
DISKPART
コマンドプロンプトで、
exit
と入力し、
<
Enter
>
を押します。
6
コマンドプロンプトを閉じます。
7
手順
1
~
手順
6
を残りの各クラスタノードで繰り返します。