Owner's Manual
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作業を開始する前に
クラスタについて、次の各タスクが完了していることを確認します。
•
すべてのハードウェアがラックに取り付けてある。
•
すべてのハードウェアの相互接続が設定済みである。
•
ストレージシステム上で、すべての仮想ディスク
/LUN
、
RAID
グループ、およびストレージグループが作成済みである。
•
各クラスタノードにストレージグループが割り当ててある。
注意 : 以下の項で説明する手順を実行する前に、システムのハードウ
ェアとケーブルが正しく接続されていることを確認してください。
表 2. SAS クラスタハードウェアの相互接続
クラスタのコンポー
ネント
接続
PowerEdge システム
ノード
CAT 5e/6 ケーブル 1 本をパブリック NIC から LAN
に接続
CAT 5e/6 ケーブル 1 本をプライベートギガビット
NIC からギガビットイーサネットスイッチに接続
(プライベートネットワーク)
CAT 5e/6 ケーブル 1 本を冗長プライベートギガ
ビット NIC から冗長ギガビットイーサネットスイッ
チに接続(プライベートネットワーク)
SAS 5/E を介して PowerVault MD3000 ストレージ
システムノードに対して 2 本の SAS 接続。157 ペー
ジの「SAS ストレージシステムのケーブル接続」 を
参照してください。
Dell PowerVault
MD3000
CAT 5e/6 ケーブル 2 本を LAN に接続(各ストレー
ジプロセッサモジュールから 1 本ずつ)
SAS 5/E コントローラを介して各 PowerEdge シス
テムノードに対して 2 本の SAS 接続。157 ページの
「SAS ストレージシステムのケーブル接続」 を参照
してください。
ギガビットイーサネ
ットスイッチ
CAT 5e/6 ケーブル 1 本を各 PowerEdge システムの
プライベートギガビット NIC に接続
Cat 5e/6 ケーブル 1 本を他方のギガビットイーサ
ネットスイッチに接続