Quick Start Manual

124 インストールと設定
OS チャネルへのシステムの接続
Red Hat Network（RHN）または Unbreakable Linux Network（ULN）
を使用することで、システムの管理をネットワーク経由で効率的に行う
ことができます。分かりやすいユーザーインタフェースを使って、ソフ
トウェアパッチ、アップデート、メンテナンスをシステムに導入でき
ます。
Dell|Oracle Deployment Automation Scripts では、Oracle データベー
スのインストールに必要な RPM とパッケージを使用してアップデート
を行うには、システムを適切な OS チャネルの 1 つに接続しておく必要
があります。
お使いのシステムを RHN に接続する方法、またはご自身の RHN サテ
ライトサーバーをセットアップする手順については、Red Hat RHN の
ウェブサイト redhat.com/rhn/ を参照してください。
表 3-1. Oracle RAC 構成用のボリューム
パーティ
ション
ファイル
システム
のタイプ
名前 ボリュームグループ名 サイズ（MB）
/tmp ext3 swap osvg 4096
/home ext3 home osvg 8192
/opt/oracle ext3 opt osvg 15384
/ ext3 root osvg 10240
/usr ext3 usr osvg 5120
/crs/oracle ext3 crs osvg 5120
/var ext3 var osvg 2048
swap swap swap osvg *
/boot ext3 256
* スワップパーティションのサイズを計算するには、次の式を使用します。
• RAM サイズが 1024 MB ～ 2048 MB の場合 — RAM のサイズ x 1.5
• RAM サイズが 2049 MB ～ 8192 MB の場合 — スワップパーティションのサ
イズは
RAM サイズと同じです。
• RAM サイズが 8192 MB を超える場合 — RAM サイズ x 0.75