Owner's Manual
トラブルシューティング 113
ノードが再起動を繰り返す。
ノードは、共有ストレージ上のクォーラムディスクにアクセスできない
場合に再起動を繰り返します。
以下の手順を実行します。
a
シングルユーザーモードで
Linux
を起動し、次のコマンドを入力
します。
/etc/init.d/init.crs disable
b
クォーラムディスクが利用可能で、プライベート相互接続が有効
であることを確認します。
c
再起動して、
/etc/init.d/init.crs enable
と入力し
ます。
プライベート相互接続がダウンしている場合は、次の手順を実行し
ます。
a
シングルユーザーモードで
Linux
を起動します。
b
次のコマンドを入力します。
/etc/init.d/init.crs disable
c
ノードがプライベート相互接続を介してクラスタ内の残りのノー
ドに
ping
を実行できることを確認します。
d
次のコマンドを入力します。
/etc/init.d/init.crs enable
システムを再起動します。再起動後にネットワークがクラスタ内の
残りのノードに
ping
を実行できるまで、最大
30
秒の待ち時間を要
する場合があります。この状況が発生したら、
/etc/inet.d/init.crs
ファイルの先頭に次の行を追加し、システムを再起動してください
。
/bin/sleep 30