Owner's Manual

370 ホストのデータベースストレージ(記憶域)の設定
5
次のコマンドを実行して、正しいブロックデバイスの権限を設定し
ます。
/etc/rc.local
ORACLEASM ライブラリドライバを使用してディスクを ASM
用に設定する方法
1
root
としてログインします。
2
すべてのノードでターミナルウィンドウを開き、次の手順を実行し
ます。
a
service oracleasm configure
と入力します。
b
すべてのノードについて、以下の入力を行います。
Default user to own the driver interface
(ドライバインタ
フェースを所有するデフォルトユーザー)
[ ]: oracle
Default group to own the driver interface
(ドライバイン
タフェースを所有するデフォルトグループ)
[ ]:
dba
Start Oracle ASM library driver on boot
(起動時に
Oracle
ASM
ライブラリドライバを開始する)
(y/n) [n]:
y
Fix permissions of Oracle ASM disks on boot
(起動時に
Oracle ASM
ディスクのパーミッションを修正)
(y/n) [y]:
y
3
手順
3
は、
RAC
の設定に
EqualLogic iSCSI
ストレージと
Linux
Device Mapper Multipath
ドライバを使用する場合にのみ行ってく
ださい。
/etc/sysconfig/oracleasm
内の
ORACLEASM_SCANORDER
パラメータを次のように設定します。
ORACLEASM_SCANORDER="dm"
変更を有効にするためにシステムを再起動します。
4
最初のノードのターミナルウィンドウで次のテストを入力し
<Enter>
します。
service oracleasm createdisk ASM1 /dev/emcpowerb1
service oracleasm createdisk ASM2 /dev/emcpowerc1
5
ASM
ディスクを追加で作成する必要がある場合は、それぞれに
4
を繰り返します。
6
ASM
ディスクが作成され、
ASM
使用のマークが付いていることを
確認します。
ターミナルウィンドウで次のテストを入力し、
<Enter>
します。
service oracleasm listdisks