Owner's Manual
ホストのデータベースストレージ(記憶域)の設定 367
Oracle Clusterware 用にはブロックデバイスを使用し、データベー
スおよびリカバリファイル用には ASM を使用して、共有スト
レージディスクを設定する方法
メモ: Red Hat Enterprise Linux 5 または Oracle Enterprise Linux 5 の場合は、
ASM を使用するブロックデバイスとリカバリディスクでのみ Oracle
Clusterware ディスクを使用することをお勧めします。
ブロックデバイスを使用して Oracle Clusterware 用の共有ストレージディス
クを設定する方法
メモ: 本項で説明する手順は、『OS のインストールとハードウェアの取り
付けガイド』の「Oracle データベースをインストールするための OS の設定」
に記載されている手順が実行済みであることが前提になっています。同ガ
イドはデルサポートサイト support.dell.com/manuals で入手できます。
1
最初のノードで、
fdisk
ユーティリティを使って、外付けストレー
ジデバイスに
6
つのパーティションを作成します。
fdisk
/dev/emcpowerX
と入力して、
OCR
、投票ディスク、および
Oracle
のシステムパラ
メータファイルのそれぞれに
300 MB
のパーティションを
6
つ作成し
ます。
2 more /proc/partitions
と入力して、新しいパーティションを確認します。すべてのノード
で、
/proc/partitions
ファイル内に新しいパーティションが表示さ
れない場合は、次のように入力します。
sfdisk -R /dev/<
デバイス名
>
3
ファイバーチャネルクラスタ内のすべてのノードで、次の手順を実
行します。
a
プライマリおよびミラー
OCR
のパーティション名を
permissions.ini
ファイルに追加します。このファイルは、
/dell-oracle-deployment/scripts/
ディレクトリ
にあります。
[
ocr]
primary_ocr=
mirror_ocr1=
[vote]
vote1=
vote2=
vote3=