Owner's Manual
ホストのデータベースストレージ(記憶域)の設定 365
ASM を使用して Oracle Database およびリカバリファイル用の共有ストレー
ジディスクを設定する方法
自動ストレージ管理(ASM)用のディスク設定には、raw デバイスま
たは ORACLEASM ライブラリドライバのいずれかを使用できます。
raw デバイスを使用してディスクを ASM 用に設定する方法
1
root
としてログインします。
2
最初のノードで、
fdisk
を使用して、データベースファイルとリカ
バリファイルに使用するディスクデバイスに、ディスク全体にまた
がる単一のプライマリパーティションを作成します。
3
etc/sysconfig/rawdevices
ファイルを編集し、次のエントリを追
加します。
/dev/raw/ASM1 /dev/emcpowerb1
/dev/raw/ASM2 /dev/emcpowerc1
/dev/emcpowerb1
および
/dev/emcpowerc1
はそれぞれ、デー
タベースおよびリカバリディスクデバイスのパーティションを表し
ます。
4 service rawdevices restart
と入力して
RAW
デバイスサー
ビスを再起動します。
ORACLEASM ライブラリドライバを使用してディスクを ASM
用に設定する方法
以下の手順を実行して ASM ディスクを設定します。
1
root
としてログインします。
2
すべてのノードでターミナルウィンドウを開き、次の手順を実行し
ます。
a service oracleasm configure
と入力します。
b
すべてのノードについて、以下の入力を行います。
Default user to own the driver interface
(ドライバインタ
フェースを所有するデフォルトユーザー)
[ ]
:
oracle
Default group to own the driver interface
(
ドライバインタ
フェースを所有するデフォルトグループ)
[ ]:
dba