Owner's Manual
ホストのデータベースストレージ(記憶域)の設定 363
7
各ノードで、以下の手順を実行します。
a
各
OCFS2
パーティション用にマウントポイントを作成します。
この手順を実行するには、次のように入力して、ターゲットパー
ティションのディレクトリを作成し、オーナーシップを設定
します。
mkdir -p /u02 /u03 /u04
chown -R oracle.dba /u02 /u03 /u04
b
各ノードで、各デバイスに以下の各行を追加して
/etc/fstab
を修正します。
/dev/emcpowera1 /u02 ocfs2
_netdev,datavolume,nointr00
/dev/emcpowerb1 /u03 ocfs2
_netdev,datavolume,nointr00
/dev/emcpowerc1 /u04 ocfs2
_netdev,datavolume,nointr00
PowerPath
擬似デバイスがすべてのノードで同一のデバイス名
で表示されない場合は、各ノードのすべての共有ディレクトリが
必ず同じディスクにアクセスするように、各ノードの
/etc/fstab
ファイルを修正してください。すべての
OCFS2
ボ
リュームについて適切な値を入力します。
c
各ノードで、次のように入力して、
/etc/fstab
ファイルのリス
トにあるすべてのボリュームをマウントします。
mount -a -t
ocfs2
d
各ノードで、
/etc/rc.local
ファイルに次のコマンドを追加
します。
mount -a -t ocfs2
Oracle Clusterware 用には raw デバイスを使用し、データベース
およびリカバリファイル用には ASM を使用して、共有ストレー
ジディスクを設定する方法
メモ: デルでは、Oracle Clusterware ディスクには raw デバイスを使用し、
データベースとリカバリディスクには ASM を使用する構成は、Red Hat
®
Enterprise Linux
®
4 または Oracle Enterprise Linux
®
4 でのみサポートしていま
す。Red Hat Enterprise Linux 5 または Oracle Enterprise Linux 5 での共有スト
レージディスクの設定については、367 ページの「Oracle Clusterware 用に
はブロックデバイスを使用し、データベースおよびリカバリファイル用に
は ASM を使用して、共有ストレージディスクを設定する方法」を参照し
てください。