Owner's Manual

360 ホストのデータベースストレージ(記憶域)の設定
RAC 環境におけるクラスタウェア、データ
ベース、およびリカバリファイル用の共有ス
トレージの設定
本項では、RAC 環境で共有ストレージディスクを設定する方法につい
て説明します。以下の 3 つの方法のいずれか 1 つを使用してください。
クラスタウェア、データベース、およびリカバリファイル用に
OCFS2
Oracle Cluster File System
)を使用する場合は、
360
ページ
の「
OCFS2
を使用して
Oracle Clusterware
、データベース、および
リカバリファイル用の共有ストレージディスクを設定する方法」を
参照してください。
クラスタウェア用には
raw
デバイスを使用し、データベースおよび
リカバリファイル用には
ASM
を使用する場合は、
363
ページの
Oracle Clusterware
用には
raw
デバイスを使用し、データベース
およびリカバリファイル用には
ASM
を使用して、共有ストレージ
ディスクを設定する方法」を参照してください。
クラスタウェア用にはブロックデバイスを使用し、データベースお
よびリカバリ用には
ASM
を使用する場合は、
367
ページの
Oracle
Clusterware
用にはブロックデバイスを使用し、データベースおよ
びリカバリファイル用には
ASM
を使用して、共有ストレージディス
クを設定する方法」を参照してください。
OCFS2 を使用して Oracle Clusterware、データベース、およびリカ
バリファイル用の共有ストレージディスクを設定する方法
最初のノードで以下の手順を実行します。
1
root
としてログインします。
2
以下の手順を実行します。
a startx
と入力して
X Window System
を起動します。
b
ocfs2
のデフォルトクラスタ名を使用する
OCFS2
設定ファイル
/etc/ocfs2/cluster.conf
を生成します。ターミナルウィンドウ
ocfs2console
と入力します。
c
メニューから
Cluster
(クラスタ)
Configure Nodes
(ノード
の設定)を選択します。クラスタがオフラインの場合、クラスタが
起動します。メッセージウィンドウにこの情報が表示されます。
メッセージウィンドウを閉じます。