Owner's Manual

340 EQL ストレージシステム用の iSCSI クラスタのセットアップ
iSCSI ネットワークの設定
最適なパフォーマンスが得られるように、iSCSI トラフィック用のホス
トネットワークインタフェースがフロー制御とジャンボフレームを使用
するように設定することをお勧めします。ethtool ユーティリティを
使用してフロー制御を設定します。
次のコマンドを使用して、インタフェース上のフロー制御(RX/TX
Pauseをチェックします。# ethtool -a < インタフェース >
例:
# ethtool -a eth2
Pause parameters for eth2:
Autonegotiate: on
RX: on
TX: on
この例は、フロー制御がすでにオンになっていることを示しています。
フロー制御がオンになっていない場合は、次のコマンドを使用してオン
にします。
# ethtool -A < インタフェース > rx on tx on
ジャンボフレームは、/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-< インタ
フェース > スクリプト内に MTU="<mtu- >" パラメータを追加して
設定します。
以下の例では、MTU 9000 に設定されています。
# cat /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth2
DEVICE=eth2
HWADDR=00:15:17:80:43:50
ONBOOT=yes
TYPE=Ethernet
BOOTPROTO=none
IPADDR=10.16.7.125
NETMASK=255.255.255.0
USERCTL=no
MTU=9000
ifconfig
コマンドを使用して、
ジャンボフレーム
の設定を確認します。
$ ifconfig eth2
eth2 Link encap:Ethernet HWaddr
00:15:17:80:43:50
inet addr:10.16.7.125 Bcast:10.16.7.255