Owner's Manual
ネットワークの設定 311
ネットワークの設定
本項ではパブリックおよびプライベートのクラスタネットワークの設定
手順について説明します。
メモ: 各ノードには、固有のパブリックおよびプライベート IP アドレス
を設定する必要があります。クライアント接続および接続のフェイルオー
バーのために、仮想 IP アドレスとしての機能を果たす追加のパブリック
IP アドレスが必要です。仮想 IP アドレスはパブリック IP と同じサブネッ
トに属していなければなりません。仮想 IP アドレスを含むすべてのパブ
リック IP アドレスは、ドメインネームシステム(DNS)に登録する必要が
あり、ルータブルでなければなりません。
利用可能な
NIC
ポートの数に応じて、表
2-1
に示すとおりにインタ
フェースを設定します。
パブリックネットワークの設定
メモ: パブリック IP アドレスが有効でルータブルな IP アドレスであるこ
とを確認してください。
メモ: プライベートネットワーク用の 2 個のボンディング済み NIC ポート
は、それぞれ別々の PCI バス上に置かれている必要があります。たとえ
ば、ボンディング済みのペアは、1 枚のオンボード NIC カードと 1 枚のア
ドオン NIC カードで構成される場合があります。
表 2-1. NIC のポート割り当て
NIC ポート 利用可能なポート 3 個 利用可能なポート 4 個
1
パブリック IP および仮想
IP
パブリック IP
2
プライベート IP(ボンディ
ング済み)
プライベート IP
(ボンディング済み)
3
プライベート IP(ボンディ
ング済み)
プライベート IP
(ボンディング済み)
4-
仮想 IP