Owner's Manual

トラブルシューティング 89
以下のディレクトリでログファイルを確認して、問題を診断します。
$ORA_CRS_HOME/crs/log
$ORA_CRS_HOME/crs/init
$ORA_CRS_HOME/css/log
$ORA_CRS_HOME/css/init
$ORA_CRS_HOME/evm/log
$ORA_CRS_HOME/evm/init
$ORA_CRS_HOME/srvm/log
/var/log/messages
を調べて、
CRS
の初期化スクリプトに関するエ
ラーメッセージを確認します。
サポート診断のためにすべてのログファイルを保存します。
ノードが再起動を繰り返す。
ノードは、共有ストレージ上のクォーラムディスクにアクセスできない
場合に再起動を繰り返します。
以下の手順を実行します。
a
シングルユーザーモードで
Linux
を起動し、次のコマンドを入力
します。
/etc/init.d/init.crs disable
b
クォーラムディスクが利用可能で、プライベート相互接続が有効
であることを確認します。
c
再起動して、
/etc/init.d/init.crs enable
と入力します。
プライベート相互接続がダウンしている場合は、次の手順を実
行します。
a
シングルユーザーモードで
Linux
を起動します。
b
次のコマンドを入力します。
/etc/init.d/init.crs disable
c
ノードがプライベート相互接続を介してクラスタ内の残りのノー
ドに
ping
を実行できることを確認します。