Owner's Manual
84 トラブルシューティング
Oracle アラートファイル内にインタフェースタイプ不明の警告が
ある。システムパフォーマンスの低下。
この問題は、パブリックインタフェースがクラスタ通信(プライベート
インタフェース)に設定されている場合に発生します。
1 つのノードで以下の手順を実行して、クラスタ通信にプライベートイ
ンタフェースの使用を強制します。
a oracle
としてログインします。
b
コマンドプロンプトで
sqlplus "/ as sysdba"
と入力します。
SQL>
プロンプトが表示されます。
c SQL>
プロンプトで以下の各行を入力します。
alter system set cluster_interconnects=< プライ
ベート IP アドレス node1>’ scope=spfile sid=’
<SID1>’ alter system set
cluster_interconnects=’< プライベート IP アドレス
node2>’ scope=spfile sid=’<SID2>’
d
クラスタ内の各ノードについてこれらの行を作成します。
e
次のコマンドを入力して、すべてのノードでデータベースを再起
動します。
srvctl stop database –d <db 名 >
srvctl start database –d <db 名 >
f
/opt/oracle/admin/<db
名
>/bdump/alert_<SID>.log
ファイ
ルを開き、プライベート
IP
アドレスがすべてのインスタンスで
使用されていることを確認します。