Owner's Manual
252 Oracle 11g R1 Database のインストール(シングルノード)
データベースストレージ(記憶域)の設定
ext3 ファイルシステムを使用したデータベースストレージ
(記憶域)の設定
ストレージデバイスを追加した場合は、以下の手順を実行します。
1 root
としてログインします。
2
次のコマンドを入力します。
cd /opt/oracle
3
次のコマンドを入力します。
mkdir oradata recovery
fdisk
ユーティリティを使用して、データベースファイルを格納す
る場所にパーティションを作成します。
例:
sdb1
(お使いのストレージデバイスが
sdb
の場合)
fdisk
ユーティリティを使用して、リカバリファイルを格納する場
所にパーティションを作成します。
例:
sdc1
(お使いのストレージデバイスが
sdc
の場合)
4
次のコマンドを入力して、新しいパーティションを確認します。
cat /proc/partitions
新しいパーティションが見つからない場合は、次のように入力し
ます。
sfdisk -R /dev/sdb
sfdisk -R /dev/sdc
5
次のコマンドを入力します。
mke2fs -j /dev/sdb1
mke2fs -j /dev/sdc1
6
次のような項目を追加することで、新しく作成したファイルシステ
ム用の
/etc/fstab
ファイルを編集します。
/dev/sdb1 /opt/oracle/oradata ext3 defaults 1 2