Owner's Manual

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Oracle RAC 用のストレージ、Oracle ユーザー等価、およびネットワークの設定
ASM を使用した共有ストレージの設定
ASM
を使用してクラスタの設定を行うには、すべてのノードで、以下の
手順を実行します。
1
root
としてログインします。
2
すべてのノードで、次のように
fdisk
ユーティリティを使用して、
別の
2
つの外付けストレージデバイスに
1
つずつパーティションを
作成します。
a
次のように入力して、デバイス全体に対するプライマリパーティ
ションを作成します。
fdisk /dev/emcpowerX
メモ: fdisk ユーティリティのヘルプを表示するには、h と入力します。
b
次のように入力して、新しいパーティションが作成されているこ
とを確認します。
cat /proc/partitions.
新しいパーティションが見つからない場合は、次のように入力
します。
sfdisk -R /dev/<
デバイス名
>
3 chkconfig networkwait off
と入力します。
メモ: ASM を使用した共有ストレージの設定には、ブロックデバイ
スまたは Oracle ASM ライブラリドライバのいずれかを使用できます。
ブロックデバイスを使用した共有ストレージの設定
メモ: 本項の手順を実行する前に、OS のインストールとハードウェア
の取り付けガイド』の「Oracle データベースをインストールするための
OS の設定」に記載されている手順を実行してください。同ガイドはデル
サポートサイト support.dell.com で入手できます。
1
permissions.ini
ファイルに
asm1
asm2
のディスクグルー
プ名を追加します。このファイルは、
/dell-oracle-deployment/
scripts/
ディレクトリにあります。
[asm]
asm1=
asm2=
たとえば、
ASM1
ASM2
のディスクグループが
/dev/emcpowerc1
/dev/emcpowerd1
なら、
permissions.ini
は次のように変更さ
れます。