Owner's Manual
Oracle RAC 用のストレージ、Oracle ユーザー等価、およびネットワークの設定
351
RAW デバイスインタフェースを使用した共有ストレージの構成
(Enterprise Linux 4 のみ)
1
最初のノードで、
fdisk
ユーティリティを使って、外付けスト
レージデバイスに
6
つのパーティションを作成します。
次のように入力します。
fdisk /dev/emcpowerX
Oracle Cluster Repository
(
OCR
)、投票ディスク、および
Oracle
のシステムパラメータファイルのそれぞれに
300 MB
のパーティ
ションを
6
つ作成します。
2
次のように入力して、新しいパーティションを確認します。
more /proc/partitions
/proc/partitions
ファイル内に新しいパーティションが表示さ
れない場合は、すべてのノードで次のように入力します。
sfdisk -R /dev/<ÉfÉoÉCÉXñº>
3
ファイバーチャネルクラスタ内のすべてのノードで、次の手順を実
行します。
/etc/sysconfig/rawdevices
ファイルを編集して、以下の各行を追
加します。
/dev/raw/votingdisk1 /dev/emcpowera1
/dev/raw/votingdisk2 /dev/emcpowera2
/dev/raw/votingdisk3 /dev/emcpowera3
/dev/raw/ocr1.dbf /dev/emcpowera4
/dev/raw/ocr2.dbf /dev/emcpowera5
/dev/raw/spfile+ASM.ora /dev/emcpowera6
メモ: PowerPath 擬似デバイス上の 3 つのパーティションがノード間で一
貫していない場合は、一貫するように /dev/sysconfig/rawdevices 設定ファイ
ルを修正します。
次のように入力します。chkconfig networkwait off
メモ: ASM を使用した共有ストレージの設定には、RAW デバイスインタ
フェースまたは ORACLEASM ライブラリドライバのいずれかを使用できます。
ASM ディスクに RAW デバイスインタフェースを使用する場合は、
/etc/sysconfig/rawdevices ファイルを編集します。エントリを追
加します。
/dev/raw/ASM1/dev/emcpowerb1
/dev/raw/ASM2/dev/emcpowerc1
ORACLEASM ライブラリドライバを使用する場合は、354 ページの
「ASM を使用した共有ストレージの設定」 の手順に従います。