Owner's Manual
350
Oracle RAC 用のストレージ、Oracle ユーザー等価、およびネットワークの設定
7
各ノードで、以下の手順を実行します。
a
各
OCFS
パーティション用にマウントポイントを作成します。
この手順を実行するには、次のように入力して、ターゲット
パーティションのディレクトリを作成し、オーナーシップを
設定します。
mkdir -p /u02 /u03 /u04
chown -R oracle.dba /u02 /u03 /u04
b
各ノードで、各デバイスに以下の各行を追加して
/etc/fstab
を修正します。
/dev/emcpowera1 /u02 ocfs2
_netdev,datavolume,nointr00
/dev/emcpowerb1 /u03 ocfs2
_netdev,datavolume,nointr00
/dev/emcpowerc1 /u04 ocfs2
_netdev,datavolume,nointr00
PowerPath
擬似デバイスがすべてのノードで同一のデバイ
ス名で表示されない場合は、各ノードのすべての共有ディレ
クトリが必ず同じディスクにアクセスするように、各ノード
の
/etc/fstab
ファイルを修正してください。
すべての
OCFS2
ボリュームについて適切な値を入力します。
c
各ノードで、次のように入力して、
/etc/fstab
ファイルのリ
ストにあるすべてのボリュームをマウントします。
mount -a -t ocfs2
d
各ノードで、
/etc/rc.local
ファイルに次のコマンドを追加し
ます。
mount -a -t ocfs2