Owner's Manual
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Oracle RAC 用のストレージ、Oracle ユーザー等価、およびネットワークの設定
各ノードが各ストレージ
LUN
または論理ディスクを検出できることを確
認するには、以下の手順を実行します。
1
Dell/EMC
ファイバーチャネルストレージシステムの場合は、各
ノードに
EMC
®
Navisphere
®
エージェントと正しいバージョ
ンの
PowerPath
®
がインストールされていることを確認します。
各ノードが
EMC Navisphere
ソフトウェア内で正しいストレージ
グループに割り当てられていることを確認します。手順については、
Dell/EMC
ファイバーチャネルストレージシステムに付属のマニュ
アルを参照してください。
メモ: クラスタをインストールするか、またはノードにソフトウェ
アを再インストールする場合は、手順 1 を実行する必要があります。
2
ストレージデバイスとノードが正しくファイバーチャネルスイッチ
(図
2-1
および
表
2-1
を参照)に接続されていることを目視点検し
ます。
3
root
としてログインしていることを確認します。
4
各ノードで、次のように入力します。
more /proc/partitions
ノードは、
LUN
または論理ディスク、およびこれらの外付けデバイ
ス上で作成されたパーティションを検出し、表示します。
メモ: リストのデバイスはストレージシステムの設定によって異な
ります。
ノードで検出された
LUN
または論理ディスクが、これらの外付け
デバイスに作成されたパーティションとともに一覧表示されます。
このリストには、
PowerPath
仮想デバイスが
/dev/emcpowera
、
/dev/emcpowerb
、
/dev/emcpowerc
のように表示されます。
直接接続
SAS
または
iSCSI
構成の場合、仮想ディスクは
/dev/sdb
、
/dev/sdc
のように表示されます。
表 6-2. ファイバーチャネル、直接接続 SAS、および EqualLogic アレイの術語
ファイバーチャネ
ルストレージ
直接接続 SAS または iSCSI
(MD3000/MD3000i)
EqualLogic アレイボリューム
LUN
仮想ディスク ボリューム
/dev/emcpower(X) /dev/sd(X) /dev/sd(X)
PowerPath
マルチパス(
MPIO
)
Device Mapper