Owner's Manual

Oracle RAC 用のストレージ、Oracle ユーザー等価、およびネットワークの設定
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/etc/sysconfig/network
ファイルを編集し、必要に応じて、
localhost.localdomain
を修飾パブリックノード名に変えます。
たとえば、ノード
1
のコマンドは次のようになります。
hostname=node1.domain.com
4 service network restart
と入力します。
5
ifconfig
と入力し、
IP
アドレスが正しく設定されていることを確
認します。
6
ネットワークの設定をテストするには、クラスタの外部にある
LAN
のクライアントから各パブリック
IP
アドレスに対して
ping
を実行
します。
7
各ノードに接続して、パブリックネットワークが機能していること
を確認します。
ssh
< パブリック IP>
と入力して、
セキュアシェル
ssh
)コマンドが機能していることを確認します。
ボンディングを使用したプライベートネットワークの設定
クラスタを導入する前に、プライベートクラスタネットワークを設定し、
ノード間で通信できるようにします。このためには、ネットワークボン
ディングを設定して、プライベート
IP
アドレスとホスト名をクラスタ内
の各ノードに割り当てます。
Broadcom
®
または
Intel
®
NIC
でネットワークボンディングを行い、
プライベートネットワークを設定するには、各ノードで次の手順を実行
します。
1
root
としてログインします。
2
/etc/modprobe.conf
ファイルに、次の行を追加します。
alias bond0 bonding
3
可用性を高めるためには、
/etc/modprobe.conf
ファイルを編集
して、
リンク監視
オプションを設定します。
miimon
のデフォルト値は
0
です。デフォルト値では、リンクの
監視は行われません。まず、値を
100
ミリ秒に変更しておき、
必要
に応じて調整してパフォーマンスを改善します。たとえば、次のよ
うに入力します。
options bonding miimon=100 mode=6 max_bonds=2