Owner's Manual
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ノードが
3
つの仮想ディスクを持つ直接接続
SAS
または
iSCSI
スト
レージデバイスに取り付けられた
SCSI
ドライブまたは
RAID
コンテ
ナで構成されている場合、
sda
はノードの
RAID
コンテナまたは内
蔵ドライブを識別し、
sdb
、
sdc
、および
sdd
は外付けストレージの
論理ボリュームを識別します。
6
外付けストレージデバイスが
/proc/partitions
ファイル内に表示されな
い場合は、ノードを再起動します。
Linux システム用のディスクパーティションの調整
Linux
では、データを
LUN/
仮想ディスクに書き込む前にパーティションテー
ブルを揃えます。パーティションマップが書き換えられ、
LUN/
仮想ディスク
上のすべてのデータが破棄されるためです。
例:fdisk ユーティリティの引数
次の例では、
fdisk
ユーティリティの引数を示します。この例では、
LUN
が
/dev/emcpowera
にマップされ、
LUN
ストライプエレメントのサイズは
128
ブロックです。
メモ: この例では、ディスク
/dev/emcpowera
にはプライマリパーティション
/dev/emcpowera1
が作成済みです。MD3000/MD3000i の場合、この処理は
/dev/sdb1
に対して実行する必要があります。
fdisk /dev/emcpowera
メモ: 次の手順を実行する前に、/dev/emcpowera 上にパーティションを作成
する必要があります。
x # expert mode(エキスパートモード)
b # adjust starting block number(開始ブロック番号を調整)
1 # choose partition 1(パーティション 1 を選択)
128 # set it to 128(128 に設定(128 は Dell|EMC CX シリー
ズのファイバーチャネルストレージ上のストライプエレメントのデフォル
トサイズ))
w # write the new partition(新しいパーティションの書き込み)
この方法は、スナップショット、クローン、または
MirrorView
イメージが
作成される
LUN
には、
LUN
配置オフセット方式よりも優れています。また、
SAN Copy
のソースとターゲットにも適しています。