Owner's Manual
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ストレージ上のディスクパーティションの作成
クラスタの構成中に、ファイバーチャネル、直接接続
SAS
、または
iSCSI
ス
トレージシステムにパーティションを作成します。パーティションを作成す
るには、すべてのノードが外付けストレージデバイスを検出できるようにす
る必要があります。
メモ: 本項の手順は、直接接続 SAS ストレージおよびファイバーチャネルス
トレージ用に Oracle を導入する方法を説明したものです。説明ではファイ
バーチャネルストレージの術語を使用していますが、 直接接続 SAS または
iSCSI ストレージ(MD3000/MD3000i)を使用される場合は、次の表を参照して
ファイバーチャネルの術語を MD3000/MD3000i の術語に置き換えてください。
各ノードが各ストレージ
LUN
または論理ディスクを検出できることを確認す
るには、次の手順を実行します。
1
Dell|EMC
ファイバーチャネルストレージシステムでは、
EMC
®
Navisphere
®
エージェントと正しいバージョンの
PowerPath
®
が各ノー
ドにインストールされていること、および
EMC Navisphere
ソフトウェ
アで各ノードが正しいストレージグループに割り当てられていることを
確認します。手順については、
Dell|EMC
ファイバーチャネルストレー
ジシステムに付属のマニュアルを参照してください。
メモ: この作業はクラスタを設置したデルの公認技術者によって実行さ
れています。ソフトウェアをノードにインストールする場合は、この手
順を実行する必要があります。
2
ストレージデバイスとノードが正しくファイバーチャネルスイッチ
(図
1
および
表
1
を参照)に接続されていることを目視点検します。
3 root
としてログインしていることを確認します。
表 6. ファイバーチャネルおよび直接接続 SAS の術語
ファイバーチャネルストレージ 直接接続 SAS または iSCSI
(MD3000/MD3000i)
LUN
仮想ディスク
/dev/emcpower(X) /dev/sd(X)
PowerPath
マルチパス