Owner's Manual
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ネットワークの設定をテストするには、クラスタ外部の
LAN
のクライ
アントから各パブリック
IP
アドレスに対して
ping
を実行します。
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各ノードに接続して、パブリックネットワークが機能していることを確
認します。また、
ssh
<
パブリック
IP>
と入力して、
セキュアシェル
(
ssh
)コマンドが機能していることを確認します。
ボンディングを使用したプライベートネットワークの設定
クラスタを導入する前に、プライベートクラスタネットワークを設定し、
ノード間で通信できるようにします。このためには、ネットワークボンディ
ングを設定して、プライベート
IP
アドレスとホスト名をクラスタ内の各ノー
ドに割り当てます。
Broadcom
または
Intel
®
の
NIC
でネットワークボンディングを行い、プライ
ベートネットワークを設定するには、各ノードで次の手順を実行します。
1 root
としてログインします。
2
/etc/modprobe.conf
ファイルに、次の行を追加します。
alias bond0 bonding
3
可用性を高めるためには、
/etc/modprobe.conf
ファイルを編集して、
リンク監視オプションを設定します。
デフォルトでは
miimon
の値は
0
で、この場合、リンクの監視は行わ
れません。まず、値を
100
ミリ秒に変更しておき、必要に応じて、次の
例に示すように値を調整してパフォーマンスを改善します。
次のように入力します。
options bonding miimon=100 mode=6 max_bonds=2
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/etc/sysconfig/network-scripts/
ディレクトリで、
ifcfg-bond0
設定ファ
イルを作成または編集します。
たとえば、サンプルネットワークのパラメータを使用した場合、ファイ
ルは以下のようになります。
DEVICE=bond0
IPADDR=192.168.0.1
NETMASK=255.255.255.0
NETWORK=192.168.0.0
BROADCAST=192.168.0.255