Owner's Manual

導入ガイド 207
SAN 接続構成
ノードを
4
ポートの
SAN
接続(図
1-4
を参照)で構成するには、以下の手順を実行します。
1
1
本の光ファイバーケーブルを
SP-A
ポート
0
からファイバーチャネルスイッチ
0
に接続します。
2
1
本の光ファイバーケーブルを
SP-A
ポート
1
からファイバーチャネルスイッチ
1
に接続します。
3
1
本の光ファイバーケーブルを
SP-B
ポート
0
からファイバーチャネルスイッチ
1
に接続します。
4
1
本の光ファイバーケーブルを
SP-B
ポート
1
からファイバーチャネルスイッチ
0
に接続します。
5
1
本の光ファイバーケーブルをノード
1
HBA0
からファイバーチャネルスイッチ
0
に接続し
ます。
6
1
本の光ファイバーケーブルをノード
1
HBA1
からファイバーチャネルスイッチ
1
に接続し
ます。
7
1
本の光ファイバーケーブルをノード
2
HBA0
からファイバーチャネルスイッチ
0
に接続し
ます。
8
1
本の光ファイバーケーブルをノード
2
HBA1
からファイバーチャネルスイッチ
1
に接続し
ます。
Oracle RAC 10g R2 用のネットワークおよびストレージの構成
本項では、ファイバーチャネルクラスタのセットアップについて説明します。内容には、以下の手
順が含まれています。
パブリックおよびプライベートネットワークの設定
ストレージ構成の確認
Oracle Clusterware
および
Oracle
データベース向けの共有ストレージの構成
メモ: Oracle RAC 10g R2 は、順序化された一連の手順を必要とする複雑なデータベース設定です。ネッ
トワークとストレージを最小限の時間で設定するには、以下の手順を順番に実行してください。
パブリックおよびプライベートネットワークの設定
メモ: クライアント接続および接続のフェイルオーバーのために、固有のパブリックおよびプライベー
IP ドレスを 1 つと、仮想 IP アドレスとしての機能を果たす追加のパブリック IP アドレスを 1 つ、
各ノードに設定する必要があります。仮想 IP アドレスはパブリック IP アドレスと同じサブネットに属
していなければなりません。仮想 IP アドレスを含むすべてのパブリック IP アドレスは DNS に登録する
必要があります。DNS サーバーが利用できない場合は、すべてのノード上のホストファイルに登録する
必要があります。
利用可能な
NIC
ポートの数に応じて、表
1-7
に示すとおりにパブリックおよびプライベートインタ
フェースを設定します。