Quick Start Manual

130 OS のインストールと設定
メモ: DKMS ドライバがインストールされているシステムでカーネ
ルをアップグレードした場合、カーネルのアップグレード後、一部
DKMS ドライバが新しいカーネル用にリビルドされず、脆弱なモ
ジュールとしてインストールされます。デフォルトでは、ビルトイ
ンモジュールは脆弱なモジュールに優先します。そのため、脆弱な
DKMS ドライバはロードされません。
メモ: アップデートしたカーネルのモジュールバージョンよりも
バージョンが高い場合は、DKMS ドライバを使用することをお勧めし
ます。また、このスクリプトにより /etc/depmod.d/ フォルダ内に
depmod 設定ファイルが作成されます。これは、一部の DKMS
ジュールについては、アップデートされたカーネルのモジュールに
優先します。アップデートしたカーネルのモジュールを使用する場
合は、このスクリプトによって作成された <module.conf> ファイルを
/etc/depmod.d/ フォルダから削除し、'depmod -a' コマンドを実行して
ネイティブモジュールをロードします。
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次のスクリプトを実行して、
Oracle asm
および
/
または
ocfs2 RPM
をインストールします。
$> ./20-install-oracle-rpms.sh
メモ: このスクリプトによって Oracle asm RPM がインストールされ
ます。お使いのシステムにインストールされている OS OEL の場
合は、このスクリプトによって ULN チャネルから oracle asm RPM
ダウンロードされ、インストールされます。お使いのシステムに
インストールされている OS RHEL の場合は、このスクリプトに
よって /dell-oracle-deployment/rpms ディレクトリから oracle asm RPM
がインストールされます。
9
次のスクリプトを実行して、
Oracle Clusterware
とデータベースの
インストールディレクトリの所有権と権限をセットアップします。
$> ./30-oracle-crs-base-permissions.sh
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画面の指示に従い、権限のセットアップを続行します。
Dell|Oracle のインストールログは、/dell-oracle-deployment/logs
フォルダにあります。