Owner's Manual

ノードの追加と削除 275
ASM を使用して新しいノードに共有ストレージを設定する方法
既存の RAC （ Oracle Real Application Clusters ）データベースを新しい
ノードに拡張するには、ストレージを既存のノードと同様にするため、新
しいノード用にストレージの構成を行います。
ASM （ Automatic Storage
Management
）を使用する場合は、新しいノードが既存のノードと同じ
権限で
ASM ディスクにアクセスできるようにする必要があります。
メモ： 共有ストレージの設定の詳細については、『Dell PowerEdge システ
ム — Redhat Enterprise Linux または Oracle Enterprise Linux Advanced Server で
使用する Oracle Database 10gR2 — ストレージ & ネットワークガイド』バー
ジョン 1.0 の「ASM を使用して新しいノードに共有ストレージを設定する
方法」に記載されている手順を参照してください
。マ ニュアルは
support.dell.com
./ manuals で入手できます 。
Oracle クラスタウェア層への新しいノードの追加
1 既存のノードの 1 つに oracle としてログインします。
2 既存のノードの <ORACLE_CRS_HOME>oui/bin ディレクトリから
./addNode.sh と入力して Oracle Universal Installer を起動し
ます。
<ORACLE_CRS_HOME> には
/crs/oracle/product/11.1.0/crs/ と同様のパスを入力します。
3 Welcome （ようこそ）ウィンドウで Next （次へ）をクリックしま
す。
4 Specify Cluster Nodes to Add to Installation （インストール先
に追加するクラスタノードの指定）ウィンドウで、新しいノードの
パブリックおよびプライベートノード名を入力します。
5 Next （次へ）をクリックします。
すべてのネットワークとストレージの確認テストに問題がなければ、
Cluster Node Addition Summary （クラスタノード追加のサマ
リ）ウィンドウが表示されます。
6 Install （インストール）をクリックします。